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ESG-300とDualKnifeを用いたESDストラテジーについて
はじめに
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横浜市立大学附属市民総合医療センター 小林 亮介 先生
高周波電源装置ESG-300の使用経験をご執筆いただきました。
ESG-300の各モードの特徴と臨床での有用性、Dualknife/IT Knifeの設定値が提示され、加えて胃、大腸それぞれの部位でのストラテジーが解説されています。
ESG-300のモード、特徴
消化管内視鏡治療は、消化管腫瘍に対するEMR、ESD、EFTRの切除手技のほか、食道アカラシアに対するPOEMなど日々進化しており、それに伴い各周辺機器の開発も進んでいる。中でも高周波焼却電源装置は、その内視鏡手技の多様化に合わせて、安全かつ多様な手技に対応できるよう高性能化が進んでいる。
現在、流通している高周波電源装置は様々なモードを有し、処置内容や術者の好みに合わせて多くのパラメーターを設定かつ保存可能である。例えばESDの場合、術者のナイフの使用法やデバイスによって設定は異なるため、詳細に設定することが必要であるが、実際の処置中に使用するモードは限られるため、シンプルな設定の呼び出しが重要である。
ESG-300は、Pure Cut、Pulse Cut、Blend Cutの切開モードのほか、Forced Coagを基本にしてより切開に重みを置いたPower Coag、凝固に重みを置いたSpray CoagやSoft Coagの凝固モードを有している。同機器の特徴としては、High Power Cut Supportで瞬間的に高出力を投入し、切り始めから安定した切開能を発揮しスムーズな切開をサポートするほか、Fast Spark Monitorでスパークが最低限となるように高周波電圧の出力を制御し、周囲組織への過剰な侵襲や組織の炭化を軽減している。
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