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泌尿器内視鏡用4Kカメラヘッドを用いたTUR-BT

  • 高知大学医学部附属病院 福原 秀雄 先生

    泌尿器内視鏡用4Kカメラヘッドを用いたTUR-BTに関するケースレポートです。4K白色光観察・4K-NBI観察・BL観察のポイント、複数の観察が1台で行えることが腫瘍病変の正確な把握にもたらす今後の期待値についてご執筆いただいております。

はじめに

筋層非浸潤性膀胱癌に対する標準的手術療法は、経尿道的膀胱腫瘍切除術(Transurethral resection of bladder tumor; TURBT)であり、内視鏡的な腫瘍切除を行うため、低侵襲で膀胱温存が可能な術式である。しかしながら、筋層非浸潤性膀胱癌に対するTURBT後の膀胱内再発率は非常に高率であり、繰り返しのTURBTや筋層浸潤癌への進展により膀胱全摘術が必要となる場合がある。この高率な術後膀胱内再発の原因としては、膀胱癌特有の多中心性発癌や膀胱内播種という特性に加え、微小病変や上皮内癌などの平坦型病変、隆起性病変に随伴する平坦病変などの従来の白色光源では視認困難な病変の残存であることが知られている。
近年、内視鏡光学技術の発展に伴い、腫瘍や膀胱粘膜の可視性を高める映像情報をリアルタイムに得ることができようになった。NMIBC症例における4K画像、腫瘍可視化技術の有用性と期待について、症例経験を交えて紹介する。

VISERA ELITE Ⅲと高周波手術装置ESG-410の特徴

  • CH-S700-08-LBは、VISERA ELITE Ⅲシステムに接続可能な泌尿器内視鏡用4Kカメラヘッドである。このカメラヘッドの最大の特徴は、フルハイビジョンの約4倍の画素数を有する高精細な4K画像を実現している点である。また、NBI(Narrow Band Imaging)観察においても、4K映像でのより高精細な観察が可能となっている。さらに、BL(Blue Light)観察も可能となっており、1つのカメラヘッドで様々な観察ニーズに対応している。

    • VISERA ELITE Ⅲシステム

    • 4Kカメラヘッド CH-S700-08-LB

  • ESG-410を用いたTURisは、従来のESG-400より放電性能が向上しており、放電の安定化により、TURBT時のシャープな切れ味を実現している。そのため、切除開始時の突沸現象がなく、非接触での放電開始により膀胱穿孔のリスクが大幅に改善した。またTUR切除時の切れ味のみならず、止血効果も大幅に向上し、より安全なTURBTが実現可能となった。

  • 高周波手術装置 ESG-410

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