医療従事者コンテンツ
胆道解剖変異症例に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術
医療従事者コンテンツ
胆道解剖変異症例に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術
-
-
東邦大学医療センター大橋病院 外科 准教授
浅井 浩司 先生略歴
・東邦大学医学部外科学第三講座
・栃木県立がんセンター外科レジデント
・King’s College Hospital, Liver Transplant Unit, Surgical fellow
・2019年~東邦大学医療センター大橋病院 外科准教授(現職)
・日本外科学会 専門医
・指導医 日本消化器外科学会 専門医
・指導医 日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医
・日本内視鏡外科学会 技術認定医 等
胆道解剖変異症例に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術において、SONICBEATとVISERA ELITE IIIを用いた手術手技ならびに製品の適正使用についてご解説いただいております。
#VISERA ELITE III
はじめに
腹腔鏡下胆嚢摘出術(Lap-C)において、もっとも危惧される術中合併症は胆管損傷(Bile duct injury: BDI)である。BDIを回避するには、胆嚢漿膜下層浅層(SS-inner層)を広く露出し、適切な剥離層を維持することが重要である。近年ではICG蛍光を用いたリアルタイム胆道評価が、胆道解剖の理解とBDI回避に寄与することが期待されている。
01使用機器
SONICBEAT™ Ultrasonic Surgical Device
-
ファインな先端形状による精緻な剥離性能を有し、独自のワイパージョー機構により先端から基部まで均一した把持力が得られる。また、ダイヤモンドカットブレードによりミストやキャビテーションも低減し、視野保持とエネルギー効率の向上に寄与する。さらに、高いコストパフォーマンスから病院経営面でのメリットも期待できるデバイスである。
-
VISERA ELITE™ III Imaging Platform
4K出力に対応した高精細映像と、多彩な観察モードを搭載したオールインワン内視鏡システムである。Yellow Enhance(YE)モードによる色調強調、さらにIR観察モード(フルカラー、マゼンタ、モノクロの3種類のカラーモードに加え、3段階のゲイン変更が可能)を組み合わせることで、胆道・血管・層構造の識別を高精度に行うことが可能である。
02術前準備
-
右季肋部痛を主訴とする胆嚢結石症例に対しLap-Cを予定した(図1)。DIC-CTでは、肝後区域胆管枝から胆嚢管が分岐する胆道破格を認めた(図2)。術中に肝後区域胆管を誤認・損傷するリスクを考慮し、ICG蛍光胆道画像を併用した手術方針とした。
-
図1
図2
会員限定コンテンツ
続きは会員限定コンテンツのため、ログインまたは会員登録が必要です。
ピックアップ製品
ピックアップ製品はこちらから閲覧できます。
ピックアップ製品はこちら
遷移先ページは製品情報を含みます