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汎用性の高い内視鏡システムを活用した耳鼻咽喉科内視鏡検査
はじめに
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北里大学医学部 山下 拓 先生
内視鏡システム VISERA S を用いた咽喉頭内視鏡検査の動画付きケースレポートです。NBIモードに加え、新たにストロボスコピー観察機能を搭載しており、これらの機能を用いた咽喉頭内視鏡検査についてご解説を頂きました。
1耳鼻咽喉科内視鏡検査のニーズの多様化
内視鏡の解像度や画像強調技術の向上により、頭頸部領域においても多くの表在癌が検出され、早期診断とそれに伴う早期低侵襲治療が盛んに行われるようになってきた。とくに咽喉頭表在癌の診断には、高解像度の内視鏡観察、NB(I 狭帯域光観察)によるBrownish areaの検出が重要である。また声帯癌の早期発見や深達度評価には声帯振動をスローモーションのように観察し分析するストロボスコピーが重要である。ストロボスコピー観察により、声帯筋浸潤や甲状軟骨浸潤の有無などを評価でき、治療法の選択や経口的手術時の切除範囲の決定に有用である。咽喉頭表在癌の検査の効率化や正確性の向上、患者さんおよび医療者の負担軽減のためには、従来は別機器であり切り替えが必要であった咽喉頭内視鏡とストロボスコピー検査の機能が一台に集約されていることが望ましい。
2VISERA Sの特徴
VISERA Sは光源一体型の内視鏡システムであり、NBI観察とストロボスコピー観察に対応している特徴を持つ。システム内部の画像処理によってフリッカー現象(観察時のモニターの明滅・ちらつきのこと)を抑えており、この特徴によって声帯粘膜波動をストレスなく観察することができる。
また運用面においても利便性が向上しており、手元のスコープスイッチやフットスイッチを通じてワンタッチで簡単にストロボスコピーへの切り替えが可能になっている。これによりNBIへの切り替えも併用したいニーズに対してスムーズに対応することができる。
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VISERA S
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エアーマイク
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喉頭マイク
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