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VPP導入事例レポート 広島市立北部医療センター安佐市民病院
はじめに
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広島市立北部医療センター安佐市民病院 永田 信二 先生 / 田中 裕之 先生 / 大杉 健仁 氏
内視鏡センター・手術室の包括VPP導入におけるメリットをご執筆頂きました。
長期的な視点での計画的な最新医療機器の導入の必要性やVPPのメニュー特徴についてご紹介頂いております。
- 施設紹介
地方独立行政法人広島市立病院機構
広島市立北部医療センター安佐市民病院住所:〒731-0232
広島市安佐北区亀山南一丁目2番1号
電話:082-815-5211(代表)
URL:http://www.asa-hosp.city.hiroshima.jp/ -
広島市立北部医療センター安佐市民病院の前身である、広島市立安佐市民病院は広島市が政令指定都市となった昭和55年に創立され、広島県北西部から島根県西部にかけて高度医療の砦として発展し、現在は527床を有する。病院機能は、癌診療、整形外科、救急を3本柱としており、特に癌診療における内視鏡手術は、大腸、胃癌共に日本のトップクラスの症例数を誇り、また脊柱に対する顕微鏡手術も全国有数の症例数で、世界各国から手技研修に医師が交流している。令和4年春に、少子高齢社会、地域包括ケアの時代に適合するために、病院機能分化を推進し、高度急性期に先鋭化した広島市立北部医療センターと、地域包括ケアの拠点となる安佐医師会病院に機能分化を実施。
内視鏡センター管理者の観点
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消化器内科主任部長/副院長
永田 信二 先生
内視鏡診療の標準化に向けた最新機器整備は重要な課題事項
当科では消化管、肝臓、胆膵の3つのグループに別れ、各グループが連携をとりながら消化器疾患の診療を進めております。消化管領域におきましては内視鏡検査に加え拡大内視鏡による精査診断から内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を多数行っており最先端の内視鏡診断・治療を目指しています。より質の高い医療の提供においては最新の機器の導入が必要不可欠であり、特にスコープ不足、内視鏡システムにおいても旧システムと最新システムが混在しており、最適な検査環境の実現に向けて医療の標準化と内視鏡機器の運用の標準化も課題と捉えていました。
機器整備による検査・運用の効率化を実現
内視鏡センターにおいては、2018年に初めてVPPによる機器導入を実施いたしました。当時は予算の都合で導入物品が選定される一面もありました。そこで、計画的な機器導入を可能にするためVPPを採用しました。VPPは症例単価払いのため収支バランスがとりやすい等の特徴があり、予算動向に左右されずに機器更新が可能です。
VPP導入の主な目的は機器の整備で、システムを新型システムへ統一、拡大内視鏡を増設、最新の処置用スコープの導入を図りました。これによりリスク層患者さんに対しては全例拡大内視鏡を施行することができ、癌の早期発見から治療方針まで一貫してできるようになりました。また治療用のスコープも増設され、スコープの洗浄待ちがなく内視鏡治療を継続して実施することができました。VPPで機器を整備したことにより検査・運用が標準化され1日の診療時間の短縮に繋がったと感じます。
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